一歳半前後の子どもの歯みがき事情、気になりますよね。
- 歯みがきイヤイヤでやらせてくれない
- 一日一回の歯みがきも暴れるから大変…
- 大泣きするからちゃんと磨けているかな、虫歯が心配
我が子も一歳三か月頃までは、毎日の仕上げ磨きで暴れて大泣きしていました。
泣いている姿がかわいそうで、歯みがきが雑になってしまう日もありました。
どうにか泣かずに歯みがきができないか、毎日のように試行錯誤しました。
その結果、一歳半の子どもが泣かずに歯みがきができるようになりました。
私が実際に試してよかったことをお伝えしたいと思います。
毎日歯みがきで大暴れ、大泣き、とにかく歯みがき大変!
そんなママに向けて、一歳過ぎてから我が家で実践した歯みがきが大好きになるコツをお伝えします。
歯みがきって気持ちいいよ
まずは、お子さんに歯みがきって気持ちいい!と知ってもらうことが必要です。
歯みがきは嫌なことじゃない、気持ちいいものなんだ、とわかると子どもの歯みがき・歯ブラシに対しての気持ちが変わっていきます。
え?そんなこと?と思うかも知れませんが、子どもにとってはとても大切なことです!
では、どうやって「歯みがきって気持ちいい」と伝えるか、紹介していきます。
大人が歯みがきしているところを見せる
日常の生活の中で、大人が気持ちよく歯みがきする姿を見せるようにしていました。
大人の歯みがきに興味を持ってくれたらはなまる💮です!
一緒に歯みがきをしてもいいです。
とにかく、毎日大人が歯みがきをするところを自然とみせる。
気付いてくれたら、「歯みがきしてるんだよ」「歯みがきしてすっきりしたよ」などと繰り返し伝えていきます。
自分で持って歯みがきをする習慣をつける
我が子の歯は七か月頃から生えてきました。
その頃から離乳食後は自分で持ってできる歯ブラシを導入しました。
写真のような喉を歯ブラシの先でつかないガードがついている歯ブラシを使用しました。
赤ちゃんの月齢や歯の本数でおすすめの歯ブラシがあるので、お子さんの状況に合わせて使用するといいと思います。
一歳半の我が子は、現在も自分で歯みがきをするときは、ガードがついている歯ブラシを使っています。
まずは、お子さんが自分で確かめて、歯ブラシに慣れていくことが大切です。
自分で歯みがきをするのは、いつからでも始められます。
もう一歳半だけど、遅くない?と思うかもしれませんが、遅くないです。
歯ブラシを自分で持たせてやっていなかった、という方はぜひ試してみてください。
お子さんが歯みがきをしているときは、しっかりと見守りましょう。
絵本
我が子は絵本大好き!なので、絵本にかなり影響されています。
赤ちゃんにおすすめするのは
『ノンタン はみがき はーみー』作・絵:キヨノ サチコ 出版社:偕成社
という絵本です。
ご存じの方も多いのではないでしょうか。
ノンタンです。懐かしいですね。
色々な動物が登場し、それぞれが楽しく歯みがきをしています。
「しゅこ しゅこ しゅっ しゅっ」のリズムがとてもよく、我が家では、言いながら歯みがきをするとにこにこで仕上げ磨きをさせてくれます。
見たこのないという方は、ぜひ一読してみてください!
歯みがきで泣かなくなった最強三選
今から紹介することは、本当にやってよかった!超おすすめ!と思ったものです。
効果がないお子さんもいると思いますが、やってみて損はない内容です。
以下は、取り入れた順に紹介します。
手鏡
歯みがきに手鏡、聞いたことがある方もいるかも知れません。が!これが本当に効果てきめんでした!
手鏡を用意して、子どもの顔が映るように持つか、場合によっては置いて、歯みがきを始めます。
子ども、とりわけ赤ちゃんは鏡に自分の顔が映るとすごく喜びます。とてもかわいいですよね。
自分があーんする姿にも興味深々で「歯みがき嫌!」なんて忘れたようでした。
磨きながら「上の歯だよ」「次は下の歯」「今度は奥も」などと、どこを磨いているか実況しながら磨くと楽しめます。
我が子は日によって調子よく歯みがきをさせてくれる日と、嫌だと泣く日がありました。
そして、しばらくすると手鏡に飽きてきます。
なので、手鏡が飽きてくる前に次のことを取り入れて、「歯みがき嫌だ」を回避してください。
10数えたらおしまい
歯みがき嫌だと泣いている理由の一つに、「いつ終わるかわからない」ということが含まれていると思っています。
嫌なものがいつ終わるかわからないのは、大人も不安になりますよね。
きっと子どももいつ終わるかわからなくて不安…という気持ちがあるのだと思います。
それを解決するのが、10数えたらおしまいです!
歯みがきを始めて、「10数えたら終わりにするね」と声をかけて、10を数えます。
最初はお子さんが泣いている状態だと思うので、速さは何でも大丈夫です。
しっかり1から10を数えます。そして10を数えた後に、「おしまい」と言ってください。
「おしまい」は一語一語伸ばすようにいうとリズムが取れると思います。
1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、おーしーまい
「おしまい」と言ったら、必ず辞めます。
「おしまい」と言ったのに、続けてしまうと「終わらない」「終わりがわからない」という状況に戻ってしまうので、気を付けてください。
「10数えたらおしまい」を繰り返して、「終わる」こと伝えていきます。
「10数えたらおしまい」は歯みがき以外でも使えるので、日常生活の中で使っていくと理解が進みます。
終わりがわかると子どもも安心して、歯みがきをさせてくれるようになりました。
ぜひ、「10数えたらおしまい」使ってみてください。
おすすめの歯ブラシ
月齢や歯の本数を参考に、様々な歯ブラシを使ってみましたが、我が子は360度歯ブラシが気に入ったみたいです。
360度歯ブラシは気持ちいい歯ブラシという認識になり、「気持ちいいね」と話しかけながら機嫌よく仕上げ磨きをしています。
360度歯みがきにしてからは、歯みがきでまったく泣かなくなりました!
最後に
紹介したものすべて、どのお子さんにも当てはまるというものではないので、やってみてダメならやめてくださいね。
無理のない範囲で、参考にしていただけるとうれしいです。
歯みがき大好きな子が増えますように。
少しでも歯みがきの時間が楽しくなりますように。
最後までご覧いただきありがとうございました。